インプラントとは
歯科診療の一つ「インプラント」治療法が日本に入ってきてから20年あまり。まだまだ新しい治療法だと思われているようですが、実はインプラントが歴史上に登場するのは意外と早く、紀元前にまで遡ります。

現在主流となっているインプラントは、今から40年以上前スウェーデンの医師ブローネマルク氏が、”チタンはあごの骨に結合する”ということを発見したことからはじまりました。この画期的な発見によりインプラントは飛躍的に進化し広く一般に知られることとなるのです。
「インプラント」という言葉自体は、体内に埋め込まれる器具の総称のこと。口腔内に限定すると、義歯が外れないように、あごの骨に直接埋め込む「人工歯根」のことです。きちんとケアをすると半永久的に使えるといわれています。
インプラントは、周囲の歯を削らなければいけない入れ歯やブリッジと異なり、健康な歯に負担をかけることがなく、入れた後の異物感もありません。固いものでも噛むことができますし、歯の間に隙間ができることがないので食べ物のカスなどが歯に挟まる心配もありません。また歯根を失ってしまうとあごの骨は退化してしまいますが、人工歯根であるインプラントを埋め込むことにより、あごの骨を維持することができます。
しかしすべての人に適した治療法であると はいえません。治療期間も長く、2ヵ月~半年はかかります。しかも保険が適用されない自由診療ですので費用は高額。歯科医院によって価格設定にかなりの幅 があります。
インプラント治療をお考えの方は、セカンドオピニオンを求めるなど十分な情報を収集し、納得したうえで行いましょう。
