最終更新日:2010/03/11

インプラントとは

歯科診療の一つ「インプラント」治療法が日本に入ってきてから20年あまり。まだまだ新しい治療法だと思われているようですが、実はインプラントが歴史上に登場するのは意外と早く、紀元前にまで遡ります。
インプラント医師
現在主流となっているインプラントは、今から40年以上前スウェーデンの医師ブローネマルク氏が、”チタンはあごの骨に結合する”ということを発見したことからはじまりました。この画期的な発見によりインプラントは飛躍的に進化し広く一般に知られることとなるのです。

「インプラント」という言葉自体は、体内に埋め込まれる器具の総称のこと。口腔内に限定すると、義歯が外れないように、あごの骨に直接埋め込む「人工歯根」のことです。きちんとケアをすると半永久的に使えるといわれています。

インプラントは、周囲の歯を削らなければいけない入れ歯やブリッジと異なり、健康な歯に負担をかけることがなく、入れた後の異物感もありません。固いものでも噛むことができますし、歯の間に隙間ができることがないので食べ物のカスなどが歯に挟まる心配もありません。また歯根を失ってしまうとあごの骨は退化してしまいますが、人工歯根であるインプラントを埋め込むことにより、あごの骨を維持することができます。

しかしすべての人に適した治療法であると はいえません。治療期間も長く、2ヵ月~半年はかかります。しかも保険が適用されない自由診療ですので費用は高額。歯科医院によって価格設定にかなりの幅 があります。

インプラント治療をお考えの方は、セカンドオピニオンを求めるなど十分な情報を収集し、納得したうえで行いましょう。

信頼できる歯科医の選び方

インプラントは、ほかの治療法とちがい歯茎や周囲の歯に影響を及ぼすことなく、自分の歯と同様に噛むことができる画期的な治療法です。しかも半永久に使えるのであれば、入れ歯やブリッジよりもインプラント治療を選びたいのは当然のこと。

ただし、インプラント治療には保険が適用されないため高額の費用がかかることを覚悟しなければいけません。しかも手術には高い技術が必要ですし、完全なオーダーメイドなので「ちょっと試してみる」ということはできません。インプラント治療を行うさいには歯科医師選びが最大のポイントといっても過言ではないでしょう。

では、信頼できる歯科医師を見つけるにはどのようなポイントに気をつけるとよいのでしょうか。
インプラント看護師

まず経験豊富な医師かどうかは確認しておくべき点です。とはいっても、やり直しが多くて症例数が増えているのであれば意味がありません。口コミなどを参考に、十分な情報収集は必要ですね。 担当医師が常勤している病院であれば、手術後のトラブルなどにすぐ対応してくれるので安心です。

また、インプラントにはカウンセリングや基礎検査 がとても重要です。

納得できるまで説明してもらうのは当然のことですが、それでも不十分であったり、いい加減だと感じたりしたら、ほかの病院に変えること も考えてください。最近では、口頭での説明だけではなく、コンピュータを使って画像でわかりやすく説明をしてくれる医師も増えています。

高額な費用をかけて自分の体をあずけるのですから、医師選びは後悔しないように慎重に行いたいものです。